関連する法定等業務
 @固定資産税(都市計画税)第1期分の納付
 A軽自動車税の納付
 B労働者私傷病報告(軽度1〜3月分)の提出
 C雇用保険料免除対象者のチェック
1.入社式
 入社式は、新入社員にとって社会人としてのスタートであり、人生の中でも意義深い大きな節目となる日です。会社にとっても、将来を担う新しい人材を迎える式典であるとともに、新年度開始日に新戦力を迎え入れ、新たな気持ちで仕事に臨む意味からも重要な日といえます。
 会社の理念を明確に伝え、会社が新入社員へ期待している気持ちを表わすとともに、社会人としての自覚を促し、新しい意欲を喚起して夢と希望実現のため自己啓発に専心することを伝えられなければなりません。総務としては、新しい息吹が組織全体を活性化させていくことにも注目し、小規模であっても厳粛で温もりの感じられる式典にしましょう。
 また、恒例行事の単調さが現われた場合などは、街の清掃などの奉仕活動をさせるなど、新しいアイデアを取り入れることも考えてみましょう。ただし、有名レストランを借り切ったパーティやテーマパークで開催するものは、単なる若者迎合でしかありません。入社式とは、新入社員がその会社に勤務することを、会社と新入社員がともに誓い合う儀式であることを忘れてはなりません。
2.経営方針・経営計画の発表会
 経営方針とは、経営目的を達成するための方向性です。これを明示し、社員に納得させることによって、社員の意識や行動を統一し、組織力としての大きなエネルギーを生み出していくことが出来るのです。そのため、経営者が発表する経営方針には、深い意味があります。いかに社員が奮い立つようなビジョンにまとめられるかがポイントであり、聞いている社員や関係者に夢が与えられ、希望が沸き上がる内容で、「これならいける」「少し努力すれば到達できるかも知れない」といったレベルによって社員達のやる気を統一できれば成功です。設定にあたっては、正しく自社の現状を認識し、強味・弱味を明確に把握したうえで、環境と結びつけながら展開していかなければなりません。
 この経営方針を受けて、各部門や各人がその年度に果たすべき行動レベルをつくりあげていきます。この基準づくりを経営計画といいます。経営計画にも長期・中期計画があり、その中で年度計画が作成されることになります。そのため、前年までの実績や環境変化などを受けて修正される場合も多いですが、経営目的の達成に一年一年近づく内容になっていなくてはなりません。経営計画の発表者は、一般的に各部門長ですが、会社全体とのかかわりの中でどのように関連しているか、環境が刻々と変化してもその要因を随時取り込める弾力的なメカニズムになっているなど、「100%実現できるな」と聞く側に安心させる資科と説明であることが望ましいです。
<そのほかにこんな仕事も…>
 1.ビジネスマナーなどの新入社員研修を実施しよう。
 2.変更された社内規程の説明会の開催しよう。
 3.求める人材像や必要な人数など、要員管理に取り組もう。
 4.新年度よる行政機関の提出書類や契約書を更新しよう。
 5.ゴールデンウィークの営業について取引先に連絡しよう。